ライフスケッチスクエア リニューアル

Category Archive: Music / Movie

カバーブーム

話はちょっと変わり、最近ますますカバーブームですね。

結構みんな出してますね。「徳永英明(独り勝ち)」「山崎まさよし」などなど、一枚丸々カバーも良いもですが、ニューカマーのアーティストがオリジナルアルバムに、自身が好きな曲のカバーを入れるのはとてもとても良い表現だと思います。(特に有名な曲は…)
名曲(有名な曲)は、ある程度みんな知っていて、共有できるイメージです。

それの性質を上手く使い、アレンジで自分のカラーを表現する。少なくともリスナーは安心して聞く事が出来ると思う。リスナーは新しいアーティストと対峙する時は、自分と共通する部分を探しながら聞くんだろうと思います。そこに、ある程度共有できるイメージ(カバー曲)を忍ばせる事によって、リスナーは簡単にそれを見つける事ができる。

この総表現情報過多時代で、ある程度皆に聞いて欲しいと思うのなら、これはとても有効な手段ではないでしょうか?ま、そこら辺は音楽を売る際のマーケティングに既に含まれているとは思いますが…

沢山ありますが、幾つか例を上げると…
ホセ ゴンザレス「In Our Nature」♫「Teardrop」by massive attack
小沼ようすけ 「Nu Jazz」 ♫「クリープ」by Radiohead

今後益々、スタンダード(広くよく知られたもの)の存在感が強くなっていくでしょう…

       

Apple of our eye りんごの子守唄(白盤)

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こんどはビートルズメンバーソロのカバー。Apple of our eye りんごの子守唄(白盤)またまた、暖まる1枚です。

実は私、ビートルズはベスト盤しか聞いた事は無く。勿論と言ってはなんですが、ソロワークもあまり聞いた事がないんです。でも、このCDを聞くとそのほとんどを聞いた事がある!確かにCMでたくさん使われてて、名曲が多いからね。

ジョンの音楽はスゴく温もりがあって、それをさらに包む様なアレンジ。「LOVE」「IMAGINE」「Happy Xmas(War Is Over)」は特にスゴい。メロディはとても柔らかく尖って無い、でもジョン・レノン音楽は「心に突き刺さる」。詩が力強い「Love is real , Real is love」って、悟らないと出てこないよね!

ポールの音楽は、軽快でちょっと都会的ポップな印象。(土岐さんが歌っているからかも…)
最近出した新作もそんなカラーだったような…悲しげなメロディーも何となく前向きなんだよね〜このアルバムのなかでは「BLUE BIRD」「Here Today」「My Love」など

ジョージの音楽は「here come the sun」の印象が自分の中では強い。そして、他のメンバーより異国の香りがします。ちょっと調べてみたんですが、「ビートルズを解散して最も得をした元ビートル」と評され、ソロになってからの方が活躍したみたいで…ちょっと解散以降のソロアルバム聞いて見ようかな?なんて思いました。「Be Here Now」「Grow Old With Me」など
相変わらず、「100%オレンジ」のアートワークも可愛いです。
木のイラストとか感動しました。193もステキな”木”を描こうと思うんですが、なかなか納得するモノが描けなくて…

「100%オレンジ」は、スキだな〜。どんなに表現力豊かな”絵”に劣らず伝わってくるんだよね〜

       

スーパーカー

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最近スーパーカーを聞きなおしています。
黙っていても、スーパーカーの音楽は自然に耳にしているんですが…改めて聞き直してみました。「アルバム1枚1枚にカラーがあるバンドサウンドだな〜」と言うのが俯瞰して聞いての感想です。以下の形容は、アルバムの1曲目のイメージが強いかも…?

*1st「スリーアウトチェンジ」’98 →ギターポップ(シューゲイズも込み)*
デビュー曲♫「cream soda」「DRIVE」「LUCKY」「PLANET」これらシングルは極めてポップなサウンドですが、♫「Greenage」「u」「Automatic wing」「Yes,」「I need the sun」は頭を下げてシューズ見ながら音楽に乗ってしまいます。特に「TRIP SKY」はスゴいね>_<! この中から1曲選ぶとすると♫「PLANET」かな〜季節や精神状態によって勿論変わるけど…イントロの逆回転っぽい?(単なるストリングス?)音が染み渡る。PVもステキ!あの質感>_<!1stでこんな大作を作って…バンドスタイルの変化を余儀なくした1枚かも…デビュー作から聞きていて良かったなぁ〜と思います。

*2nd「JUMP UP」’99 →エレクトリックロックバンド*
1曲目♫「walk slowly」を聞くとエレクトリックなサウンドが新たに加わった事がわかります。シングルの♫「My Girl」「Sunday People」は対照的ですね。前者は1stからのアコースティックサウンド。後者は2ndのエレクトリックなサウンドが全体を彩ってます。とてもバランスがとれた良いアルバム。個人的には一番好きなアルバム。♫「Love Forever」は特に好き!リズム、声、メロディーが疲れた身体に染み渡ります>_>!

*3rd「Futurama」’00→ダンスミュージック*
1曲目♫「Changes」はとてもハッピーな音楽です。00年にはもうテクノとダンスミュージックがすっかり融合し、日本でもロックとダンスミュージックが混ざり合ってきた時期かと思います。結構この頃は”4つ打ちロック”がありましたね〜。♫「FAIRWAY」はシングルバージョンも良いが、アルバムバージョンはよく溶け込んでます。その他に♫「PLAYSTAR VISTA」「Baby Once More」「SIBUYA Morning」いいね。

*4th「HIGHVISION」’02 →トランス少々?*
始め聞いた時は「ちょっと違うな〜」と思い、あんまり聞いていないアルバムでした。しかし、2年位前に♫「STARLINE」を爆音で聞いた時、良さがスルスルっと分かりました。とても気持ちよかった。1曲目の♫「STARLINE」とジャケットはシンクロしている。光が見えるッ *_*!シングルの♫「STROBOLIGHTS(PV最高)」「YUMEGIWA LAST BOY」は勿論、「STORYWRITER」とかも素直によい。

*5th「ANSWER」’04 →サイケディスコ?*
このラストアルバムが出てから、もう4年が経とうとしてます。スーパーカーのアルバムで唯一持ってない1枚です。理由は特に無いですが…でも、進化しつつ相変わらず完成度は高いと思います。♫「BGM」のミニマム感。♫「LAST SCENE」のキラキラ感。♫「Justice Black」のサイケ感。

いや〜、スーパーカーって良いですね。全てをリアルタイムで体感できて嬉しいです。
ライブは「HIGHVISIONツアー」の一回しか行って無かったか…「Futuramaツアー」の時は当日券で入ろうと思い会場に行ってみたら既に演奏していて(1時間以上)どうしようかと迷い、結局入らなかった。そんなこともありました >_<!

       

仙台 勝山公園 07/11/28 14:20-14:35

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僕がいつも通る道にはいくつか公園があります。

結構町中(住宅地)にありその近くには、パン屋さんがあったりと…ちょっとステキなところです。午後14時。西日と公園がとてもキレイだな〜と思いつつ、手前の交差点で信号が青になるのを待っていました。西日にしてはちょっと違う?冬とは言え夕暮れまではまだ早い!そう、紅葉した木々がそう見せてました…

公園では子供達が遊んでいて良い感じ。写真を撮りたくなり…シガーロス・坂本龍一・YO LA TENGO・クラムボン…音楽を爆音で聞きながら…15分くらいの間に、100枚位ペロっと!撮ってしまいました。なんとも一人で幻想的な感じでした。

写真もそのほとんどが”ボカシ”の写真。

スライド写真はコチラから

       

2nd Collection HYDEOUT PRODUCTIONS

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前回から4年ぶりにヌジャベスのレーベルから、またステキな贈り物が届きました…実は前作を聞いたのはヌジャさんの「Modal Soul 」を聞いてからだから、1年半前です。Shing02とコラボった♫「Luv (Sic)」シリーズほんと最高で、脱帽!

今思えば…HIP HOPっていいな〜と本当に思えたのは、もしかしたらヌジャさんを聞いてからかも知れません。ロックをずーっと聞いてきて、HIP HOPはちょっと”よそもん”的な感じがあったんですがヌジャさん聞いてからは心から好きになりました。ビースティとかスチャダラは勿論好きで沢山聞いていました。(やんちゃなHIP HOPは前から好きで…)この「2nd Collection HYDEOUT PRODUCTIONS」ではクラムボンとコラボってますね。

#4「Imaginary Folklore」。元曲は5thアルバム「imagination」の#10「Folklore」。最近、自分の中でスゴく重要度を増しているクラムボンとのコラボは非常に嬉しく満足しています。ほんと沢山聞いています。「Musical」もほんと良くって良くって>_<!

そんで、1stに続きShig02との#「Luv(sic.) modal soul remix」も言う事なし!#10「with rainy eyes」なんとも暖かいサウンドだ!
アルバム、ほとんどがヌジャさんですね。

寒い季節に暖まる…ブランケットのような1枚。

       

Gutevolk/ lullatone in smt

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先週の日曜日(07.11.11)、せんだいメディアテークで行われた「Ensemble of rests#4」に行ってきました。メディアテークにグーテフォルクが来るだなんて…とても楽しみにしてました。

グーテフォルクは勿論ですが、対バン?の、ララトーンも1年位前から気になっていて…(Last FMでたまたま掛かったを聞いて)ステキな電子音のシャワーを沢山浴びました。”森林浴”ならぬ”電子音浴?”
ララトーンのライブはとてもユニーク!自然とみんなが参加できる雰囲気作りが上手いな〜と思いました。メンバーのShawn James Seymourくんのトークも好感が持てました。

ループの音、色んな音の鳴る物や楽器で構成された音楽たちは…水のように流れながれると言うか、雨のように優しく降り続け、会場には赤や青、黄色の風船まで…暖かくピースで無邪気なパフォーマンスでした。

そんで、グーテフォルク…
彼女の声とバレエダンサーの映像・音楽に合ったダンス。組み合わせがとても新鮮でした。やっぱり声も素晴らしく、うっとり包まれる感じが期待通りで満足!いつみても、グーテフォルクのサイトは最高です。

写真は始まる前のステージ。

       

ゆらゆら帝国「空洞です」

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ゆらゆら帝国の新作「空洞です」がでましたね〜。先行シングルの♪「美しい」がとても良くて期待していました。アルバム全体、今回も肩の力が抜けた感じの作りで心地よいです。

以前は100%のゆらゆら帝国が好きだったんですが、近ごろはだらだらの”ゆら帝”も好みます。「ゆらゆら帝国3」までが100%の”ゆら帝”だとして、「しびれ」「めまい」から徐々に良い意味で力を抜いてきてます。バンドが成熟して完成度が増してきたからできる事でしょう。

かれこれ、ゆら帝歴は10年になります…
TSUTAYAで借りた♪「発光体」で完全にトリコになってから、ずーっと好きなバンドです。取りあえず「193ってどんな音楽聞くの?」と聞かれると取りあえず「ゆら帝です」と答えてます。ライブも00年のフジロックを皮切りに、3回は行ってますね〜。でも今回はどうしよう?ミッシェル、ブランキー、スーパーカー、ナンバーガールも解散して寂しい昨今ですが、ゆら帝には末永くがんばってもらいましょう。日本が誇るバンドです。ニューヨークで♪「ソフトに死んでいる」が流行ったみたい…しかもクラブで!

*この3曲が好きかな?↓
♪1「おはようまだやろう」
中盤からのトランペットの音色の絡みがステキ>_<!イントロがレッチリのスカーティシューっぽくて好き!
♪9「ひとりぼっちの人工衛星」
タイトルと音楽がハマり過ぎ>_<!こんな世界は最近のゆら帝の真骨頂!
♪10「空洞です
このアルバムの中では一番好きな曲です。最後にあって全体がまとまる感じ。

       

フラボーイ

友人のM氏が「フラボーイ」を作ってました。

いや〜、完成度が高いね〜。結婚式の余興でこのクオリティー!参りました >_<!撮影場所のレッスン場所は、本家「フラガール」と同じ場所って所がすごいね!流石地元!感動しました。

全編と後編、合わせて15分の超ド級の感動作 >_<!

メガネのM氏。

       

グルビはいいな〜

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今朝、ちょっとYou Tubeを覗いていて…何となくグルビで検索したら…またハマって見入っちゃいました>_<!HALFBY のPVのシリーズがやっぱり最高!

斜め45°からの視線は日本の伝統芸?ファミコン世代の私にとって、ほっておけない存在です。グルビを知ったのは今は休刊となっている「relax」と言う雑誌でした。ちょくちょく載っていて、あの当時は、スゴいなぁ〜(今もスゴいですが…)どうやったらそんなの作れるんだろ?と、日々勉強する視点で見てました。

GROOVISIONS(グルーヴィジョンズ)って、基本的にデザイン会社みたいです。グルビの仕事で上記以外で好きなのが、「100%チョコレートカフェ」です。実はつい2年位前まで存在を知りませんでした>_<!。友達からお土産でもらって感動してから検索したら…そうでした。薄いブルーのパッケージ、元素記号みたいな体裁のチョコの箱。

広告批評のディレクションもやってますね。たしか、一発目がグルビ特集だったような…そうだ、始めてグルビを触れたのは「チャッピー」だったような…今からもう7〜8年前か…ちょっと懐かしさを感じる時期ですね。コーネリアスの「わたりどり」PVもとても好きです。ミニマムな流れの中に小さなストーリー、何度見ても飽きない作りです。癒されます。

下記の「STAR TRACK」もそんな感じのPVです。そんな事を思いつつ、ムービーを見ていたら「RODEO MACHINE」の実写版を発見!かなりのクオリティーに2回も見てしまった>_<!本物とタイミングもバッチリです。これこそ”Broadcast Yourself” You Tubeの醍醐味では?

       

ムジカフェスタ'07(MUSICA)

09.16に行われたムジカフェスタ’07に行ってきました。ムジカフェスタ(MUSICA Festa)は福島市信夫山で行われる音楽フェスティバルです。

僕がこのフェスを知ったのは3年前で、確かエゴ・ラッピンが来た時です。前回もUALittle Tempoが来ていて「いい感じフェスだなぁ〜」とぼんやり思っていました。

そして今回、都合がついたので足を運んでみました。
会場は、神社の境内の広場!前回のDMのチラシからのイメージに近い感じ…広さは、ちょうど良いと感じました。ステージは”コ”の字型の拝殿に囲まれて、神仏に守られている落ち着いた雰囲気です。そこで、ミュージシャンは音楽を奏で、オーディエンスはビールを飲み、各々の楽しむ…そんな音楽フェスティバルです。

12:45に仙台駅をバスで出て、ちょっと迷いながら…会場に着いたのは、午後14:45。ちょうど友達と合流して、ビール買って乾杯!それから間もなく地元のバンドが演奏。ダブっぽい感じの音楽は、蒸し暑い天候とビールの美味さもあってとても心地よくゆったりと…良い感じに身体の中に入ってきました。

次のアーティストは「bonobos」これってシークレットだったんでしょうか?来るとは”ウワサ”でしか聞いてなかったので本人出て来て安心しました。ちゃんと♪「Thank you for the Music」のやってくれました。♪「優しい重力」も聞いて見たかったが贅沢は言いません>_<! 個人的には2年ぶり、4回目のボノボでした。

続いては「SPECIAL OTHERS」多分この日一番の盛り上がり?と共に、新しき良いミュージシャンの発見!でした。”ジャムロックバンド”となってますが、その通り!とても良いバンドでした。アメリカのジャムバンドは何だかグダグダダラダラとして僕には向きませんが、SPECIAL OTHERSはとても聞きやすく、ノリ易かった>_<!
Tortoise」「Lotus」「Yo La Tengo」とか好きな人とかも良いかも…

最後は「オレンジペコー」始めて聞きました。音楽は聞いた事無いのですが、CDのカバーアートをやっている「清川あさみ」「カンバラクニエ」経由で認識してました。

最後の方は疲れて座りながら心地よく聞かせてもらいました。天気が良くってホント良かった!
楽しく疲れました…良い事。