バッタリー村後、早々に盛岡へ〜と思ってましたが聞き捨てならぬ情報が!「この近くに日本有数のデカさの茅葺きの家がある」。時間的なロスもありますが、チョコっとお邪魔しつつ盛岡へ車を走らせました。

岩手最大の古民家「朴舘家(ほうのきだてけ)」

岩手の代表的な建築様式といったら「南部曲り家」ですが、県北にはほとんど無く、住居と”まや”(馬や牛を飼う)が長方形の中おさまった「直屋(すごや)」と呼ばれる建築が多く分布しているらしく。そのなかでも最大級なのがこの朴舘家。確かに、写真を撮ろうと思ってかなり引いたのですが、全景をおさえることはできなかった!建物内部は当時の繁栄を思い浮かべるに十分な佇まい、座敷だけでも「奥座敷」「中座敷」「下座敷」があり、”まや”も建物床面積の実に4割、当時の生活が忍ばれます。現在は観光客が自由に入られるようになっており、地元の方から当時の話も聞くことができます。入り口が国道4号に面してますが、看板がチョイと分かりにくいです。
→ 朴舘家について(ウィキペディア)

盛岡到着 >_<!

とにかく暑い!とりあえず駅前の盛楼閣で冷麺を堪能し盛岡探訪スタートです。はじめに訪れたのはFurniture and interiorの「Holz(ホルツ)」さん。相変わらず良い雰囲気のお店〜カフェでもないのに2Fのソファでマジ寝してしまった!(゚д゚)ゴメン。皆に起こされた〜。1Fにある「UU Chair」、相変わらずの座り心地、無垢の手触り抜群です。リビングあったら最高ですな!流石、小泉誠さん。その後、岩手公園のお堀に咲く紫陽花にココロ奪われつつ…中津川を渡り紺屋町界隈へ〜

紺屋町界隈

このタイミングで雲行きが怪しくなり…雨宿り兼ねて喫茶店「ふかくさ」へ。川を眺めながらのコーヒーはまた格別…ツタに覆われた緑の建物がまた一味加えてくれます。個人的は数年に一度、大体ビール飲んで帰ります。夏の暑い時期とか…なんかいいんですよ、目の前が川だから涼しい〜。紺屋町と言ったらもっとも盛岡っぽい場所で雑誌などでもよく見かけます。南部鉄器で有名な「釜定」、日用雑貨の「ござ九」、喫茶店「クラムボン」「彩園子」なんですがほぼ日曜休日。これはコレで良いと思います。媚びない感じが潔く心地良い。

材木町界隈

途中、福田パン本店で最後の4つをゲットし、ぐるっと回って盛岡のハイライト!材木町界隈に到着。やっぱここは県外に人を連れてくると評判いいです。光原社の本店、盛岡の地ビール「べアレンビール」の直営バー(今回は時間の都合上ビールはオアズケ、過去の関連記事)中庭を有する光原社本店はやっぱり居心地が良いですね。時間が緩やかに流れる「可否館」で一服したかったのですが時間的に割愛してしまった〜(゚ペ) ここでお茶したのは、かれこれ8年前になるかな? でも、いつになっても「営業してくれている」と言う安心感がありがたいです。

そんなこんなで、dococa無事終了へ

その後、Holzさんが青山に出した新しいお店によって仙台へと帰路につきました。我らながら濃い2日間、「nanica」発、旅企画第1弾「dococa」は無事終了いたしました。参加したみなさんお疲れさまでした。