"曜日"でひも解く名曲たち
ふと曜日にまつわる名曲を思い浮かべてみた…けっこうあるようでなかなかない。
日曜日 SUNDAY
日曜日に名曲多し!たしかに、日曜日は詩になるのは分かる。その分レベルが高い>_<!
やはり個人的なトップはベルベッツの♫「Sunday Morning」。まったく時代の空気のつまった1曲だ。シンプルなメロディーがシンプルに伝わってくる。
日本勢も負けてはいない。もはや国民的ソング、THE HIGH-LOWSの♫「日曜日よりの使者」。未だ人気の衰えない、スーパーカーの♫「Sunday People」。スーパーカーはこの曲を境にエレクトロへ傾倒?193も傾倒!。岩井俊二の名作「スワロウテイル」の挿入歌♫「Sunday park」。架空のバンド「YEN TOWN BAND」が歌う名曲。
アイスランドの国民的バンドのひとつmúm(ムーム)からも1曲。この時期(00年初頭)のムームは素晴らしい。原田知世さんのサイトでインタビュー記事が載っていました。
- Sunday Morning/The Velvet Underground & Nico(1967年)
- 日曜日よりの使者/THE HIGH-LOWS(2004年)
- Sunday People/スーパーカー(1998年)
- Sunday/Tokyo No.1 Soul Set(1998年)
- Sunday Night Just Keeps On Rolling/mum(2000年)
- Sunday park/YEN TOWN BAND(1996年)
月曜日 MONDAY
さて、憂鬱な月曜日にはブルーな歌がけっこう多い?無類のチープテクノサウンド好きで言うまでもなく…本命はニューオーダー♫「Blue Monday」。多分みんなもそうだと思いますが、イントロでやられますね×_×! 90年代に入ってはオービタル。リアルタイムではないものの普遍的なサウンドに陶酔しっぱなし。名盤の呼び声高い通称「Brown Album」に収録。同アルバム#9♫「Halcyon + On + On」は90年代前半テクノの金字塔。両アーティストを中和するようにカーペンターズ♫「Rainy days and monday」。彼らの数多い名曲の1つ。最後、青春ソングを歌わせると右に出るものはいない!ゴーイング・アンダー・グラウンドもリストイン。彼らのサウンドは青春期特有の”葛藤”が聞こえてくるような世界観です。うぅ〜ん大好き >_<!
- Blue Monday/ニューオーダー(1983年)
- Monday/オービタル(1993年)
- Rainy days and monday/カーペンターズ(1971年)
- 月曜日雨のメロディー/ゴーイング・アンダー・グラウンド(2003年)
火曜日 TUESDAY
この曲でしょう!ストーンズ♫「Ruby Tuesday」ちょっと前まで何かのCMの曲で使われていたような〜?特筆すべき点は、サビ前「ドコドコドコドコッ!」と入ってくるドラムのフィルインでしょう!全体を包み込むキラキラ感も申し分ない。清志郎verも素晴らしいです。
- Ruby Tuesday/ザ・ローリング・ストーンズ(1967年)
水曜日 WEDNESDAY
ウェンズデイがなかなかない×_×! そんな中のサイモン&ガーファンクル。
- 水曜の朝、午前3時/サイモン&ガーファンクル (1964年)
木曜日 THURSDAY
90年代オシャレBOY&GIRLのお手本、ピチカートファイブ♫「優しい木曜日」。最近聞き直しているんだけど、時代の空気を閉じこめつつ古さを感じさせない。レディメイドレコードのロゴ(*********records,tokyo)には脱帽したのを思い出す!お次はロック、ニューウェーブ、アンビエント、メディアアートと音楽・アートの垣根をこえて活躍しているブライアン・イーノの♫「thursday afternoon」。この曲は1時間をこえる大作。まったりと彼のアンビエントな空間に身を委ねてください。
- 優しい木曜日/Pizzicato Five(1993年)
- thursday afternoon/ブライアン・イーノ(1985年)
- 雨の木曜日 ~Rainy Thursday~/東京スカパラダイスオーケストラ(2006年)
金曜日 FRIDAY
一番の開放感に包まれるのが、仕事おわりの金曜日ではないでしょうか?そんなフライディの名曲はZAZEN BOYSの♫「Friday Night」向井節炸裂のエレクトロ座禅集団、週末電気宴の賛歌というというところでしょう。翻りポップ路線、一般的に金曜日の歌として思い浮かべるのはコチラ、ドリカムの♫「決戦は金曜日」ではないでしょうか? 繰り返しのコード進行が徐々に高揚感を帯び、最後にふりしぼるように出す吉田美和のボーカルで1週間の終わった!的な、開放感を感じます。次は個人的に素直に好きなバンド、アドバンテージ・ルーシーの♫「windy sunny friday」。新曲も聴けてうれしい(‘-‘*)♪
- Friday Night/ZAZEN BOYS(2006年)
- 決戦は金曜日/DREAMS COME TRUE(1992年)
- windy sunny friday/advantage Lucy(2008年)
土曜日 SATURDAY
最後の土曜日、ブランキーの♫「Saturday Night」。バンドでは後期作品、ブランキーらしい乾いた疾走感が懐かしい。サニーディ/曽我部は曜日に関する歌が多い。♫「雨の土曜日」はイントロでホント当時を思い出す。♫「土曜の夜に」は比較的最近…それにしてもサニーディの新譜が聞けるとはとてもうれしい!とうとう最後、90年代の金字塔バンド、フィッシュマンズからも1曲♫「土曜の夜」、ゆらめきの中を魚のように泳ぎたい、裏打ちのバックビートに乗っかって…
- Saturday Night/ブランキー・ジェット・シティー(2000年)
- 雨の土曜日/サニーディ・サービス(1997年)
- 土曜の夜に/曽我部恵一(2006年)
- 土曜の夜/Fishmans(1992年)
*基本的に自分のiTunesライブラリー/iTunes Storeからタイトルに曜日がついた曲をピックアップしました。う〜ん、だからSony関係はうまく探せてないかも…
3 コメント頂きました!
面白いくくりだ!
曜日ごとに曲調が違うとまでは はっきりしてないが
週末に動きがあるのは 分かるね。
>あだだらぼっちさん
確かに!そう思っていろいろ探したけど、意外ないんだよね〜
うちら世代の曲が多くなるのは、しょうがないか (‘-‘*)♪
あ!サニーディに多いと言うことは、フォーク辺りにあるかも…
いや、時代の色の方が強いか…?
けっこうこのエントリー書くのに時間かかりました( ‘o’ )
たまには、こういう企画物の記事もよいかも…
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