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3/15、せんだいメディアテーク(smt)にてgraf代表の服部さんのお話を聞いてきました。この企画はsmtが主催する「共有と連携のデザイン」の中で行われました。実はこの企画を知ったのは前日だったんですが、面白そうな話が聞けそうと言う事で……結果とても有機儀で、モチベーションがあがるお話が聞けました。

grafについては、CASAなどの雑誌でよく見かけるクリエイティブ集団くらいの浅い認識しかありませんでした。(grafの家具などには触れてはいましたが…)お話を聞いた後には理解度がアップ!と言うことで、その
内容は…

前半はバブル崩壊を期に製造業の構造が変化した事、中盤は解説を交えたgrafの仕事、後半は質疑応答という流れで進んでいきました。個人的にはブランディングを絡めたgrafの仕事の話がとても面白かったです。当たり前の話ですが、しっかりとしたコンセプトがあってデザインがある。簡単に言えるんですが、これを実際に遂行していくのは結構大変な事なんですよね。grafはここの部分は本当にこだわって仕事しているんだな〜と思いました。

そしてデザインの可能性を顕著に感じられたのは、大阪市からの依頼「1.8倍の椅子(結果として)」の話でした。単純に普通の椅子の1.8倍の大きさで作られた椅子です。実際に大人が座っても足を着くことができません。まるで子供の頃に返ったような感じになる。

確かに、人間の五感は全て脳に直結しています。意図する何らかのキッカケさえ与えれば、意図する体験を再現できるかも…デザインにはそういう側面もあるんだなと思いました。匂いとかもデザインの範疇と考えるともっと膨らむかも…(個人的には結構匂いに敏感なので>_<) 最後にこれは名言!と思ったコトバがありました。 「仕事は事件だ!」そう考える。ちょっと困難な仕事でもどうにかこなそうと言うネガティブ考え方ではなく、解決するという挑戦的な気持ちになるそんな魔法のコトバの様に感じました。今後、そう思って仕事してみます。(>_<!
定期的に色んなカテゴリの人たちの話が聞く事が出来ると、モチベーションがあがってとても助かります。今日は暖かく良い土曜日でした。

おわり。