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ここ数ヶ月の間に、仙台の自転車事情が少し良い方に変わってきました。写真の場所(仙台駅前のE-Beans)今年の夏くらいまでは、通路左右に自転車がいっぱいでとにかく大変な状況でした。しかし現在は上の写真の様子。とてもキレイな状態です。

何が変わったかと言うと、自転車(バイクも少し)の駐輪場所をちゃんと設けた事です。
この新しい”駐輪場所”と従来の”駐輪所”の大きな違いは何でしょうか?それは「自転車利用者が置きたい所に設置するかしないか」ではないでしょうか?そして、新しい”駐輪場所”の良い点は、一カ所の収容台数は少ないが、結構街全体に設置してあって「かゆい所に手が届いている」のがポイントです。料金は「2時間までは無料」それ以降は課金制で、利用者の行動パターンを理解し且つ、放置自転車を無くす上手いシステム設定だと思いました。

全国ではどうなっているんでしょう?仙台で始めてこのシステムを見つけたのは、駅裏にあるヨドバシカメラ。ここもいつも自転車駐輪に悩まされていた事を覚えています。しかし同システム導入後、目に見える効果があり、これが街全体に広がればなぁ〜と思っていました。

1つの所で一括に管理するのでは無く「ちょっとづつの集積や生産」って、今後いろんな分野で広がって行くと思います。
*今一番分かりやすいのが情報(web)の世界でしょう。webを俯瞰してみると、一人一人の情報発信で大きな世界を作りだし、それを皆で共有し生活に役立てている。

*今後、技術が進み電気の太陽エネルギーでの発電がより容易になったら、個々での発電が主流になるでしょう。作りすぎた電力は既存の電線を使って界隈単位で蓄電できたりと…
*何処かの国の話ですが、国宝級の絵画がどう言う訳かオークションに掛けられて売られてしまったそうです。そこで、みんなのカンパで買い戻そうと言う試みがされているみたいです。絵画を数百に分割して皆でちょっとづつ買い戻す。
ちょっと前までは簡単にはできなかった事ですね〜。

小さな集積のお話でした。