UI_au

ユーザインターフェイス(以下UI)デザインは自由です、基本的に訴求対象に向けて何をやっても良いです。UIは基本的に人間工学に基づいています。☆時代は確実にデザイン→UIへ向かっていますね。ケータイに焦点を絞って見るととてもわかりやすいです。

Appleの「iPhone」と「au design project(sorato / ヒトカ / actface)」が水面現れた始めの動きではないでしょうか?「iPhone」はユーザビリティ(使い易い)を追い求めたAppleらしいとても魅力的な作品で、au design project「sorato」は「ケータイをケータイしわすれた展」が示す通り、”携帯”すると言う概念自体を変える(忘れさせる)面白い画期的なコンセプト。

「sorato」のコンセプトビデオを見て思ったんですが、ケータイ(電話)でもPCでもない別な物が出来上がりそう。例えば、子供の頃になぜか大事していた宝物みたいな。ちょっとだけ普遍的な感じがする物。機械ではなくユーザーにとってごく自然な物、愛着が湧き、人間の根本的なところに響く感じ。ここまでくるとUIと言うか、心に響くのでマインドインターフェイス的な感じ?ちょっとハードルが高いけどauならやってくれるでしょう!

アートディレクションは森本千絵さん、コンセプトビデオは高木正勝×坂本美雨。何かの雑誌で見たんですが、千絵さんが高木さんの音楽を聴いていて「sorato」のイメージが生まれてきたとか…個人的に好きなクリエーターが良い具合に絡んでいて嬉しいです。

技術面においても、透明パネルに画像を浮き上がらせる事は有機ELを使うと難しくないそうです。(参照:NIKKEI DESIGN 0706/P38)タッチパネルも色んな技術が出て来ているので大丈夫そう…

やっぱりワクワクさせてくれるauとかAppleは最高ですね。個人的には、「iPhone」も素晴らしいですが、auのコンセプトに期待をしてしまいます。