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bjorkの新譜「volta」がついにでましたね。取りあえずアートワーク最高っす!アートワークはパリの「m/m」と言うデザイン集団みたいです。取りあえず、感想など綴ってみたいとおもいます。

#1「Earth Intruders
このアルバムの1stシングルで、プロデューサーは90’s末以降のHip Hop/R&Bのサウンドをがらりと変化させたティンバランド。(以降#4,#8も担当)民族音楽調のリズムにビョークの伸びのある声、中盤のちょっとカワイイフレーズが印象てきですね。このエネルギッシュなアルバムの1曲目にはぴったり!

#2「Wanderlust」
プロデューサーはお馴染みのMark Bell氏で、彼は90年代のテクノを語る上で重要人物。1曲目の勢いをそのまま受けついた感じの沸々としたリズムとラッパの音。最後にサイン音と波の音が次の曲へ…。

#3「The Dull Flame Of Desire」
こんなイントロは今まであまりないのでは?男声とビョークの掛け合いが深さをだしている(特に後半がスゴい!)。「ダンサー・イン・ザ・ダーク」のサントラ「セルマソングス」に辺りにも通じる音楽。

#5「I See Who You Are」
ちょっとブレーク、しずかな曲です。中盤から中国琵琶奏者のMin Xiao-fen(ミン・シャオ・ファン)演奏が入っていてアクセントとなっております。ビョークの曲作りには国境はもちろんジャンルと言った垣根もないです。

#7「Pneumonia」
この曲からはマイナスイオンが出ています。前半の水が滴る音…大きな森の中で朝を迎えたような感じ。リズムがないせいか、どこまでも広がる朝日もイメージできる。

#9「Declare Indepndence」
Mark Bellっぽいですね。このソリッドなリズム…ビョークの声と良い意味でケンカしているみたい。後半は一瞬、アタリ・ティーンネイジ・ライオットみたいにまで絶叫!

#10「My Juvenile」
最後はしっとりと…ここら辺は「Vespertine」を彷彿させる音楽ですね。

本編はここで終わって、日本盤にはボーナストラックとして「I See Who You Are (Mark Bell Mix)」が入っています。