先週の土日(2010年11月27〜28日)、那須で行われたフェス「SPECTACLE in the farm(スペクタクル・イン・ザ・ファーム)」へ行ってきました。那須とフェス十分に楽しんだ2日間。簡単に旅の思い出を…その前に記録によると那須を訪れるのは3年半ぶりみたい!

2日間フルに楽しむために早起き!

師走目前、普段にも増してセカセカと入稿やら仕事をこなしつつ…出発の5時間前の深夜2時、ヤバい!そろそろ寝なきゃとフトンに入る(大切な時は起きられる体質)。案の定6時に何とか目が覚める、普段なら二度寝してしまうのだが…重い体にむち打って出発の準備!ほぼパーフェクトな仕上がりで10分前にJR仙台駅前の高速バス乗り場に到着。ココで一緒に行くアート系ポストメンの加藤くんと合流。一旦郡山まで行ってもう一人の旅のお供、アート系公務員マーボーの車で一路那須目指したのでした。

道中も快適気ママ

旅は移動も楽しい。季節柄紅葉を楽しむことは出来なかったが、久々に会う友と会話を交わしつつ旅は進む。グッドな音楽やコーヒー、会話を楽しみつつあっという間に最初の目的地「宇都宮共和大学」に到着。ここでは体育館で「スチャダラパー」「にせんねんもんだい」「テニスコーツ」などがライブをやっていた。我々は雰囲気を確かめ腹ごしらえが目的! ちょうどロッジカフェにスープ屋さん(Soup Stock Tokyo)と、とあるオルタナジャムバンド。小春日和の日差しが木漏れ日に心地良くさえぎられ…「那須の朝」という優雅な一時だった。あたたかいスープにアブストラクトな演奏もオツでした。

那須の街に入って…白線文庫

さて、スペクタクル〜のイベントに伴い、ここ黒磯のセンス良きお店たちもいろいろと楽しい企画を開催しておりました。まずはじめに訪れたのが「BACHの絵本交換会、白線文庫」ちょっと古い一般住宅をセンスよくリノベーションした落ち着きにある空間。要所要所、手の加えようがとても好感をもてました(玄関の扉、本棚の作り、薄くかけられた本のカバー、昭和中期のステレオが鳴っていたような…)。数は多くはないが整然と並べられて本たちは、みんな胸をはっているかのようにみえた。空間や小さな気の使い方でモノはこんなにも違って見えるのだなぁと改めて感心したのでした。

タミゼ・クロイソにてサプライズ

ここも古い整備工場をうまくリノベした趣ある建物「tamiser・kuroiso」で展示されている「ホンマタカシ写真展」へ。天井が高い会場にホンマさんの山写真が垂れ下がる。セレクトされた地場の商品も並んでいる店内、3人でウロチョロしていたらなんとサプライズ!店主の方からホンマさん撮影の写真をプレゼントされた>_<! これは来てよかったと本気で思いました!10秒以内で選ばなきゃならないルール(笑)

さて、そろそろ疲れてきたのでcafe shozoで一休み

本日のメインの1つ。言わずと知れたcafe shozoです。黒磯は3回目かな?言うまでもなく落ち着く店内。テーブルすれすれまで垂れ下がる小さな電球を眺めながら
濃味のフレンチローストを頂く。周りもぼくたちもそれぞれの会話に夢中だ。何を話したかは忘れてしまったが…とても良い時間が流れていたことだけは覚えている。そこが大事。cafe shozoの周りには系列のお店がいくつかある。家具だったり服だったりと生活に根ざしたお店たち。センス良きセレクトされたモノに囲まれ心癒されました。

山の天気は…本日の宿、北温泉へ!いざ〜

那須街道を進み、別荘が立ち並ぶエリア…を超え、もっと山へ山へ。そこが本日の宿「北温泉」です。山の天気は読めん!まさにその通りのコンディション。雨→雪→ひょう。と目まぐるしくかわる。ちょっと困ったことに、この北温泉は車で直接乗り入れる事が出来ない場所にある。しかも工事中も重なって最寄りの駐車場から800mも歩かなければ…まさに秘湯です。(天気がよければテンションが上がるのですが…寒さに↓×_×!) プチ嵐のなか何とか旅館着、一歩建物に入った瞬間薪のストーブの懐かしい匂い+ひなびた風情が板についた雰囲気に一同安堵。 ここは天狗の湯として有名?沢山天狗がいました。子宝の湯みたいです。一風呂浴びて街へでて楽しみにしていた夕食へ!いざ〜

「和食かんの」さんにて贅沢な一時

3年前にもここを訪れ気に入ってました。また来ることができて嬉しいです。料理もお酒もうまい、そして自然と会話も盛り上がる。滅多にしない贅沢をしました。山の中なのにお作りがこんなに美味しいなんて(゚д゚)! 那須牛のあんかけも忘れられない。最後に途中まで送っていって頂いて、ありがとうございました。また伺います!

そんなこんなで、1日目は終了!明日はスペクタクルな本編、アルパカのおはなしです。