私も微力ながらお手伝いしている「FesLab」の企画が決定しました! 今も昔も新しいモノを創り上げるクリエイト魂は同じ>_<! 音楽はもはやジャンルレス、フラットな頭で新旧のアウトプットの違いを楽しめる内容だと思います。題材は「バッハ」!

クラシックとクラブミュージックの共通点

常に新しい技法を模索し、変貌してきたクラシック音楽。その中でもバッハの作品は音楽様式や語法、奏法を学ぶにあたり、現代でも欠かす事が出来ないものが多く、バッハほど後世の音楽に大きな影響を与えている作曲家はいないのではないでしょうか。
 この事は現代のデジタルを基盤にした音楽にも当てはまり、あまり知られていないことですが、デジタル、電子音楽を最初に生み出したのは、まさにバッハの流れを汲むクラシック音楽です。
 今回のSC3カフェでは、ピアニストの伊藤憲孝氏、作曲・ライブ・DJ等幅広く活動を行っている竹村安司氏のお二人をお招きし、クラブミュージックの源流とも言えるバッハの音楽が、時代の流れの中でどのように変貌してきたか、そして今後の音楽の流れ行く先は何処なのかなどについて、ピアノとコンピューターの実演を交えながらお話していただきます。

興味深い組み合わせ

伊藤憲孝(ピアニスト/福山平成大学・エリザベト音楽大学講師)×竹村安司(作曲家、ギタリスト、DJ)。双方の分野のお二人を迎え、バッハからデジタル、電子音楽への流れについて実演を交えながら、解説していただきます。

具体的な内容

(1)パフォーマンス(実演)
・バッハ/平均律クラヴィーア曲集より(ピアノ)
・バッハ/ブラームス編/シャコンヌ<左手のための>(ピアノ)
・バッハ/ゴールドベルク変奏曲~アリア(ピアノ×PC、ライブエレクトロニクス)
 ピアノとコンピューターで新たな変奏曲として演奏します。
・久保摩耶子/バッハ変奏曲 II(ピアノ×PC、ライブエレクトロニクス×テープ)バッハ(BACH)の
 名からB=♭シ A=ラ C=ド H=シの音程のみを使い、電子音や声が録音されたテープを再生
 しながら即興演奏を行います。

(2)レクチャー(解説)
・バッハからデジタル、電子音楽への流れなどについて解説していただきます。

席の数が限られております、お早めにご連絡ください。個人的にも楽しみな企画です。