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現在、せんだいメディアテークで行われている「光の航跡 高橋匡太」展に行ってきました。この「光の航跡」は仙台芸術遊泳(SCAN)の一環で11月22〜12月24日まで行われております。

記憶・音・色に包まれる

せんだいメディアテーク6Fフロア全面をぜいたくに使ってとても心地よい空間です。存在する要素としては、LEDの青い光、昔の仙台の記録映像、空間音楽、床にある無数の矢印…そして自分。観覧の仕方もとてもユニークで、折りたたみ椅子を受付で渡され好きなポイントに座って眺めるというスタイル。心地よい場所を見つけ走馬灯のような空間を眺めたり、目を閉じてまぶたの裏側で光の移ろいを感じつつ、音楽に聞き入ったりと…押し付けるものがないので長時間いても楽しめます。
この展示はゆったりとした時間の中で楽しむのがコツですね!頭の中にあるいろんなを一度、フリーズさせ「青い光」の中に身を委ね目を閉じ、まどろみの中で堪能するのが良いと思いました。

アーティストの高橋匡太とは

1970年京都生まれ。映像や照明を巧みに操り京都・東京・十和田市現代美術館、福井、金沢、メルボルンなど国内外を問わず活躍されているアーティスト。そういえば12月13日に行われた「仙台クリエイティブフォーラム2009」にパネリストとしてお出でくださった小林央子さん(十和田市現代美術館特任館長)の話にも出てきてました。金沢の「夢のたねプロジェクト」インスタレーションが素晴らしいです。夜、気球のから投下される無数の光、それを集める子供たち〜アートのチカラを感じますね。
夢のたねプロジェクト2008 金沢(YouTube)
十和田市現代美術館のライトアップ(YouTube)

光のページェントもやってます!

定禅寺通りでは「SENDAI光のページェント」も開催中です。展示会場のせんだいメディアテーク6Fからだとページェントを見下ろせます(‘-‘*)♪ しかもカフェも併設していますのでコーヒーを飲みながらゆっくりと眺めるってのも”おつ”ですね。「光の航跡 高橋匡太」展には1Fカフェのレシート持参でチケット半額で見る事ができます。ぜひコーヒーでも飲んでページェント/展示をお楽しみください。