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もうかなり前の事になってしまいますが…NIKKEI DESIGNにお仕事が掲載されました>_<!

NIKKEI DESIGN 2009.06号「デザインで革新する 地方発ブランド」。仙台市/市のデザイナー派遣事業(宮城県仙台市)の中で行った内容です。仙台市のデザイナー派遣事業とは「モノ作りに対する支援ではなく、あくまでもモノを販売する際のコミュニケーションの支援を軸に据えた事業」。私は、1農家が開発した”宮城県産のひとめぼれ100%”で作られた新しい「米粉」のパッケージデザインを担当しました。

パッケージデザインと聞いて、はじめに思い浮かんだのは…「紙袋・ペットボトル…どんな素材を使うか?」と迷ったのですが、この米粉は新商品として出来上がったばかり、ランニングコストはあまり掛けさせたくないと考え、既存のビニール袋にシールを貼るというなんともシンプルな形になりました。(協議の結果)

このプロジェクトで作ったものは全部で4つ「キャラクター(共通のマーク)/パッケージシール表裏/ポップ/レシピ集」。商品を売ると言う事は、生産者と消費者のコミュニケーションをどう作るかが重要。そこで、分かりやすく簡単なキャラクターを制作する事にしました。

キャラクター「お米の親子」は、お米は勿論、味噌(米こうじ)・おこわ・お餅などお米を中心とした加工食品をてがける農家が開発した商品でしたので、そのまんま”米”をモチーフとしたキャラクターにしました。胚芽部分にいるのは小さな子供のお米。安全な食材を次の世代へと言う願いも込めて…是非とも愛されキャラになってほしいです( ‘o’)b

このお話を頂く前から、よく米粉をいう言葉を聞くようになりました。米の消費拡大、地産地消の推進、小麦粉よりヘルシーと色々耳にしましたが、とりわけ小麦アレルギーの方にも重宝されているみたいです。確かに小麦アレルギーの人はかなり食べ物限られてきますからね。この点は今回の件で気がつきました。

実際に私もちょっとだけ使ってみました。感想は小麦粉よりもきめ細かいくダマになりにくかったです。おそらくケーキを作る際の「ふるう」作業はなくても良いかな?と思ったり…お好み焼き、魚のムニエルの粉などに活用。今度はホットケーキでも作ってみようかと思ってます。

米粉の追い風アレ!