marukan

先日、花巻へ温泉旅行へ行ってきました。花巻市は温泉や宮沢賢治で有名、僕も小さな頃からよく訪れていました。賢治記念館にはたしか3回は行っている?盛岡圏内の小中学校は行事でよく利用します。

今回足をはこんだ場所は、鉛温泉、マルカンデパート、イギリス海岸の3カ所。花巻でこの3カ所は有名は観光地みたいです。

宿泊した鉛温泉(藤三旅館)は天保12年(1841年)創業の歴史にある温泉旅館。名物の深さ1.25mもある「白猿の湯」は立湯として有名です。私たち一行は予算の都合上、本館ではなく自炊部に宿泊。一泊3,000円程度で最高の温泉を堪能しつつ、お酒(買い込んだ)を楽しめるのは、ちょっと他では味わえません。いろいろありましたが、とても良い旅館でした。

イギリス海岸は、一瞬どこにあるのかが分からない!所にありました。まぁ、感想はフツーの岸辺です。水かさがあって、海岸を連想させる川底を見る事ができなかったせいでしょう…でも、天気が良かったので来て良かったな〜と思えました。暖かくなったらお弁当を持って行ってもよさそう。

さて本題です。
今回の花巻旅行の記事を書くにあたって、どれをメインにしようかと…考えるまでもなく「マルカンデパート」でした。岩手は地元なんですが不覚にもマルカンデパートの事は知りませんでした。一緒に行った同郷の子に「え〜っ!193知らないの〜?」とちょっと驚かれつつ…車内でいろいろ聞きました。とりあえず、大食堂が素晴らしい!ソフトクリームがデカイ!エレベーターの扉が開いた時の光景が別世界のようだ!メニューは100個くらいはある!ウェイトレスがメイドだ!とか断片的な情報をたくさん教えてもらいました。

そして我々一行は、もっとも活気がある土曜日の昼食時にマルカンデパート大食堂を体験することとなりました。マルカンデパートに到着し、入り口近くにエレベーターに飛び乗り5階へのボタン…エレベーター内はギュウギュウ、階を増すにつれ我々一行のテンションも上がっていき「チンッ!」大食堂到着のベル、そして扉はゆっくりと開かれました。

外とはうって変わっての賑やかさ人の多さ、両サイドの華やかなディスプレイの飾り、そしてメニューの豊富さ…その光景は想像をはるかに超え、まさに別世界!連れてきた友人は「これが見せたかった」とニヤリ!人をかき分け、メニューをチェック!ほんと沢山!迷うと言うか結構ゆーじゅー不断な僕はもうサレンダー状態!一通りみて、落ち着いて「オムデミ」と「ソフトクリーム」にしました。連れの2人は「マルカンラーメン」「チキンライス」もちろんソフトも…

僕がオーダーした「オムデミ」は、とてもボリュームがありそして、味もとても美味しかった。3人で食べ比べしましたが、内心「当たりを注文した!」思いつつ…ぱくぱくもぐもぐ…あっと言う間に平らげ、ソフトの食券をメイドのウェイトレスへ。3分もしない内に3人分のソフトクリームが運ばれてきました。これは圧巻です>_<!これを箸で食べるのは必然でしょう。高さはざっと30cm(台に乗せて)はあります。しかもこのソフトが140円と言うのは…「アメイジィング マルカン!」10巻きはあるソフト、意外と皆すんなり食べてしまいました。

自分たちの食事を終え、色々ネタに話をしつつふと周囲を眺めると…子供や孫連れで楽し気に食事する家族、なんか微笑ましい光景が各テーブルに…昭和調の内装が拍車をかけ、なんか子供の頃の記憶をちょっと思い出したりと…心までゴチ!のマルカンデパート大食堂。とても良かったです。

建物や内装は確かに2昔以上前の時代性を感じるが、それは単に時代遅れだと言うネガティブなイメージは抱かせない。いつまでも続けて行ってほしいものです。