音と記憶
五感に響くものは全て記憶と結びつくものですが…今回は音と記憶について思ったことを書きたいとおもいます。ふと、無意識に懐かしくなる”音”ってありますよね。一瞬、何の音か分からなくて「何だっけ何だっけ」と思い出して「あ〜昔よく聞いたあの音だ!」的な感じに…
僕にとって、そういう音の1つがファミコンのチープな電子音です。小学2年生の時ファミコンを買ってもらって以来かなりのゲーマーでした。(笑)ほんとに沢山の良いゲーム・クソゲーをやったものです。(でも外でも沢山遊びました…)
やっぱり世間一般で言われている事は正しく、幼少期の影響は計り知れません。流行の音楽を卒業して自分の好きな音楽を聞く様になったのは18歳位から、ロック・ジャズ・ダンス・テクノ・ポップス・クラシック少々と沢山のジャンル音楽を聞きました。どれも素晴らしい音楽なんですが、無条件で(何となく細胞レヴェルで)反応してしまうがテクノでその中でもテクノポップ(日本では)と呼ばれる時代の音楽です。
具体的には70年代後半〜80年中盤に掛けて活躍したクラフトワークやYMOの音です。この時期はゲームウォッチ全盛・ファミコン世がに出た時期と丁度重なります。
「プチッ」「ピコッ」「ザッ」「ピンッ!」「ヂュ」など、チープな8ビットCPUの音源がなんとも心地良いのです。この音はゲームボーイでは忠実に受け継がれてますね…(余談)素っ気なく、無機質なこの音になぜか体温を感じてしまうんです。多分この音を二十歳前後に沢山浴びたとしても、そういう感情には至らないでしょう。小学生の低学年の柔らかい頭の時だったからですね。
そんな経緯もあってクラフトワークやYMOの音楽は完全にリアルタイムではないのですが、大好きなのです。その理由は…勝手なイメージですが、いつまで経っても近未来の音楽。近未来って未来と違って手が届きそうだからワクワクする。遠足3日前みたいな感じで…
それと、新しいテクノロジーを使っているのに、まだまだヒトの多くの介入無しには全然安定しないシステム。ロボット的なクセに人間臭ささを感じる雰囲気が心に引っかかるのでしょう。
好きなゲーム音楽ベスト3!
1位バルーンファイト 2位忍者ハットリ君 3位グーニーズ
好きなテクノポップベスト3!
Behind The Mask:YMO Autobahn:kraftwerk high school lullaby