日本酒の海外事情

現在、空前のブームと言われる日本酒ですが、もはやブームを超えて、スタンダード!中でも、NY、LA、ロンドン、台北、上海などが大市場になりますが、食の都であり、ワイン大国でもあるフランス、パリで我らの日本酒は一体どーなのかっ?


フランスにおける日本酒

現地で元SSIフランス局局長を務められたM氏が、パリで日本酒の販売をされており、色々とお話を伺いました。パリでは、日本料理を冠するお店は約600件程ですが、クオリティーの高い日本酒を品揃えする店舗は数十店舗程度。しかし、伸び率は顕著で、今後さらに増えていくとのこと。但し、NY、LAのようにフュージョン系スタイルではなく、堂々の正統派の方がフランス人には受けやすいようです。


ボトルデザイン

海外では、日本酒のデザインが非常に重要になるんです。日本のように、1升瓶からグラスに注いでオットット…
テーブル上にはグラスだけなんてことはなく、ワインと同じ感覚で、720mlを2人で1本頼みます。テーブル上に置かれたボトルは常にお客様の目に触れますので、デザインが良いの悪いのと格好のネタになるのです。(デザイン性が売れる要素として、非常に高いのが海外の特徴)


どんなタイプの日本酒が?

味わいはと言うと、非常にキレイな酒質。リンゴやオレンジのような華やかな香り(吟醸香)が明確で、味わいは非常に飲みやすい辛口タイプ。
まさにフルーティー&ドライテイスト。白ワイン的な要素を持つ日本酒なので、魚料理や野菜料理などに合わせて提供すると、フランスの人達も喜ばれるそうです。


まとめ

食が文化として確立しているフランスにおいて、日本酒が認められ、色々なレストランで評価を受けるなんて、何とも嬉しく、誇らしい限りですね。


出典
http://lounge.plaza.rakuten.co.jp/gourmet016/diary/200803210000/

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